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外観
やや重たい輝き、濃い目のガーネット。
エッジの紫はとれかかっており、多少の経年が見られる。
粘性は強め。傾けるとはっきりとしたアーチとラルムが。
重厚でパワフルという印象の外観。
香り
香りはしっかりと感じられる。
ブラックベリー、ダークチェリーといった黒い果実、
杉のような森林を思わせる香り、シナモンのようなスパイシーなニュアンスも。
第二アロマが主体と思われる、複雑さのある、どちらかと言えば陽性の香り。
味わい
アタックは強め。
しなやかな酸、熟成感のあるしっかりとした果実の甘味が感じられる。
緻密だが存在感のあるタンニンと厚みのあるアルコールが、重厚感を作り上げている。
余韻はやや長め。喉の奥にアルコールの熱さと、レーズンのような甘み、そしてコクのある苦味が残る。
総評
濃縮感のあるフルボディ。
供出温度は18度以上、グラスは大きめの物がよいだろう。
デカンタージュは不要。抜栓してすぐに楽しむことができる。
「ジョーダンのスラムダンクみたいな凄いワイン」をコンセプトに造られた一本。
14.8度とアルコール度数も高く、タンニンもタフで厚みがある。その名前から連想されるとおり、非常にヘヴィでパワフルなワインである。
だが決して陰鬱でも飲みづらくもない。寧ろ、ジンファンデルの持つしっかりとした果実味が明確に感じられ、フルボディとしては比較的ポップでとっつきやすい方であろう。その点、NBAを観戦するような楽しい気持ちで飲むことができるのではないだろうか。
ちなみに全く関係ない話だが、映画「THE FIRST SLAM DUNK」が今年2022年の12月に公開となるそうで、それを意識しながら名前買いしてみたのがこのワインである。
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私は公開を待てずに開けてしまった(笑)が、鑑賞後に友人と内容を語らいながら、ワイワイと楽しむような飲み方をしてみてはいかがだろうか。
満足度 : ★★★☆☆
![](http://dailywill20tt.com/wp-content/uploads/2021/06/job_sommelier_man.png)
本文後のタグから、同じようなワインに飛べるようになっています。
また、インデックス頁から俯瞰した閲覧もできます。↓
映画も観に行こうかなっ。他のレビューも是非ご覧ください。
![](https://dailywill20tt.com/wp-content/uploads/2021/10/shinwa_bacchus-160x90.png)
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