ROPITEAU Freres GEVREY-CHAMBERTIN、フランス

ワインレビュー
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ROPITEAU Freres GEVREY-CHAMBERTIN
産地 : フランス(Bourgogne,Gevrey Chambertin)
種類 : 赤,スティル
品種 : PINOT NOIR 100%
年    : 2018
度数 : 13.0%
価格 : \9,000→\5,400(特定法人の会員限定40%OFF)
購入店 : 明治屋
輸入者 : 株式会社 明治屋

外観

澄んだ輝きのある、濃いルビー色。
グラスの底がほとんど見えないためガーネットに近く、一見ピノ・ノワールには見えない。
粘性は非常に強く、グラスを傾けると暫くアーチが残る。
エッジには紫が残る、まだ若々しく固そうな印象。

香り

香りはしっかりと感じられる。
ブルーベリー、カシスといった果実、バラのような大ぶりの赤い花のニュアンスで、癖がなく穏やか。
まだ開いている感じではなく、蕾の様に若々しい。

味わい

アタックはやや軽やか。
力強いタンニン、丸みのある酸、濃縮された果実の甘味が調和している。
苦みは控えめ、果実味が豊かでありながら、骨格があり豊満。どこか陰性を思わせる硬派な味わい。
アルコールは比較的控えめな存在感である。
余韻はやや長め。喉の奥に果実の甘味がじわじわと染みていくかの様。

総評

非常にフローラルでエレガントなフルボディタイプである。
供出温度は18度以上、グラスは大ぶりなものがよいだろう。
香りを開かせるために、デカンタージュもしくは抜栓した状態で2時間以上置くことを推奨する。
ただし、それでも開ききるのは難しいかもしれない。それくらいポテンシャルがあり、3年で開けるのは早すぎる

個人的な印象だが、ブルゴーニュのピノ・ノワールで一般的な価格帯のものは、ボジョレー的な分かり易さ・華やかさのあるものが多いと思う。
しかしこのワインは、それらとは明らかに異なり、シックで硬派な味わいである。
5000~9000円の間にある価格帯の壁を感じさせられた。華やかなだけではない、一段階上のピノ・ノワールを教えてくれる一本である。
ただし前述したように、飲み頃はまだまだ先なので、3年で飲むのは結構勿体ない。
もし手に入れたなら、あと3~5年は大事に寝かせた方が良い。なんとも気長な話であるが。

 

満足度(9000円台として) : ★★★☆☆
満足度(5000円台として) : ★★★★☆

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ブルゴーニュも色々レビューしているので、探してみてください。

 

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