KONIGSMARCK Oppenheimer 、ドイツ

ワインレビュー
スポンサーリンク
KONIGSMARCK Oppenheimer Herrenberg Spatburgunder Blanc de Noir Eiswein
産地 : ドイツ(Rheinhessen)
種類 : 白、スティル
品種 : シュペートブルグンダー 100%
年    : 2008
度数 : 11%
容量 : 375ml
価格 : \3,465
購入店 : 大丸東京店 世界の酒とチーズフェスティバル 2020
輸入者 : 株式会社八田

外観

澄んだ輝きのある、やや濃いめのレモンイエロー。
粘性は弱くさらっとしている。
やや熟成を感じさせる外観といえる。

 

香り

香りは控えめながらしっかりと感じられる。
林檎や洋梨、スイカズラの爽やかな第一アロマと、
蜂蜜のような熟成を感じさせる第三アロマとが共存している。
熟成を感じさせるものの、どちらかと言えば、フレッシュな香りの方が印象的。

 

味わい

アタックはしっかりとしている。
蜜のような豊満な甘み、それをコーティングするように爽やかな酸がバランス良く共存する。
苦みのほとんど無い、コクが深くはっきりとした甘口。
余韻は長く、奥の歯に幸せな残糖と酸味を感じ続けられる。

 

総評

濃縮しているがフレッシュでフルーティーな甘口ワインである。
大変力強いため、食事と合わせるのではなく、デザートワインとして単独で飲むのをお薦めする。
供出温度は7度以下に、グラスは小ぶり~中庸のものがよいだろう。
温度が上がってくるとダれてしまうので、適度に冷やしながら楽しむとよい。

 

甘口好きにはたまらない、非常に完成度の高いアイスワインである。
(私の知る限りでは)この10年前後で台頭してきた、ピノノワール(ドイツではシュペートブルグンダー)という黒葡萄を使って白ワインを作る、というトレンドに乗っている点が特徴的。
そして特筆すべきは、価格である。
このクオリティのアイスワインなら同じハーフボトルで5000円は当たり前の世界で、3000円台は脅威と言わざるを得ない。

日々の疲れを忘れさせ、身も心も蕩けさせてくれる喜悦の一本である。

 

満足度 : ★★★★☆

 

ページがみつかりません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました