SULTON Intenso、ブラジル

ワインレビュー
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SULTON Intenso
産地 : Brasil(Campanha Gaucha)
種類 : 赤、スティル
品種 : Tannat 50%, Merlot 50%
年    : 2015
度数 : 13.5%
価格 : \3,960
購入店 : 大丸東京店 世界の酒とチーズフェスティバル 2020
輸入者 : 株式会社DRINK OF BRASIL

外観

やや輝きのある濃いガーネット。
エッジの紫は完全に取れ、臙脂色を覗かせている。
粘性は強め。傾ければラルムが残るが、留まる時間は短い。
良く熟成したハードなワインという印象。

香り

香りは力強い。
ブラックベリー、ブラックチェリーといった黒い果実、
杉、赤ピーマン、コーヒーの燻るような匂い。
第一アロマが主体で、開いたグラスの外に広がるような力強さ。

味わい

アタックは意外にも軽やか。
豊かな酸と果実の甘みが混じり合い、マイルドな飲み心地。
アルコールのボリュームは豊か。タンニンも豊かだが溶け込んでいるため飲みやすい。
余韻は長く、喉の奥にヴェジタルの残香を感じられる。

総評

成熟度が高く豊かであるが、フルーティーで熟成感のあるフルボディである。
供出温度は17~18度、グラスは大ぶりの物で香りを楽しむとよい。
デカンタージュは不要。抜栓してすぐに楽しむ事ができる。

 

タナという品種から、南フランスやアルゼンチンの様なタンニンの豊富な力強いワインをイメージしていたが、飲む事でそれとは少し違う側面が見えて驚く事になるだろう。
寧ろ、それらと比較すれば遥かに軽やかでジューシーなのだ。

 

品種について検索してみたところ、日本語サイトではヴィンテージ違いで「タナ」としか表記していないものしか見つからなかったが、海外サイトに、同ヴィンテージで「メルロー50%」という記載のサイトがあった。
味わった感想としては、確かにメルローが飲み心地を円やかにしているのかと感じられたため、
冒頭の表記はそちらを採用している。

 

満足度 : ★★★☆☆

 

サルトンワイン | 商品紹介 | Salton Intenso Tannat インテンソ タナ
濃い紫色。ブルーベリー、ブラックベリー、プラムなどの果実と、枯葉、キノコ、ナッツ、ユーカリ、ミント、黒コショウやその他のスパイスの香り。それらの味わいとタンニンとのバランスが非常に良くとれたワインです。

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