HENRY FESSY Beaujolais Villages Nouveau 2022、フランス

ワインレビュー
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HENRY FESSY Beaujolais Villages Nouveau 2022
産地 : フランス(Beaujolais)
種類 : 赤,スティル
品種 : Gamay 100%
年    : 2022
度数 : 13.0%
価格 : \3,465
タイプ : 甘口・すっきり
購入店 : 近所のスーパー
輸入者 : アサヒビール株式会社

外観

透明な輝きのある、やや濃い目のルビー色。
全体的に紫がかっており、若さに溢れている。
粘性はやや強め。傾けるとアーチが架かり、ラルムも見られる。

香り

香りはしっかりと感じられる。
イチゴやブルーベリーといった果実。
ジャムやキャンディを思わせる甘い香り。
第一アロマが主体と思われる、ポップな陽性の香り。

味わい

アタックは軽やか。
はじけるような酸、瑞々しい果実の甘味が前面に出ている。
アルコールとタンニンは、いずれもさらりとして軽やか。
余韻は長め。鼻腔をくすぐるフローラルな甘酸っぱさが続く。

総評

フレッシュ&フルーティなライトボディ。
供出温度は14~17度、グラスは中程度か多少大きめのものがよいだろう。
デカンタージュは不要、抜栓してすぐの瑞々しさを楽しみたい。

1年に1度はボジョレーヌーヴォーを味わう日と決まっている。そんな風物詩を今年も買ってきた。
2022年は、天候的には「暑さと乾燥と」で厳しい年だったようだが、出来栄えは申し分ないようだ。
今やすっかりネタ扱いとなった笑、ボジョレーワイン委員会のコメントは下記の通り。

「2022年 太陽に恵まれたヴィンテージ 果実味とストラクチュアの完璧なバランス
「理想的な熟度で収穫されたぶどうは見事で、思い切りかじりたくなるほど! ワインはバランスがとれ、肉付きが良く、力強い。そしてアロマ豊かでフルーティーな表情に驚かされる。醸造の間、蔵に良い香りが漂う。醸造者は、そのノウハウ、テロワールそしてキュヴェのブレンドを通して、柔らかく果実味豊かな、カジュアルに楽しむボジョレーと、個性豊かで傑出した、熟成向きボジョレーの両方を生み出すことができる。」

引用元: ヴィンテージ情報 2022ボジョレーワイン委員会

ちなみに、過去のキャッチコピーはこちら。

2023年ボジョレーヌーヴォー解禁日とキャッチコピーは?世界の新酒も紹介! 
ボジョレー・ヌーヴォーの豆知識とあまり知られていない世界の新酒をご紹介します。ニュージーランド・ヌーヴォーもおすすめです。

ボージョレというもの自体、お祭り的な要素が大きいと私は思っており、味やクオリティは二の次くらいの気持ちである。
しかし今回の作品は、巷に溢れる薄っぺらい量産型に比べると、そこそこしっかりした造りであるように思う。
まず味が澄んでおり、無駄な苦味やえぐみがない。そしてフルーティでフローラルという、ガメイ種のいいところを上手く引き出している。店に並んでいた中では一番高い部類の物だっただけのことはあるなと感じられるクオリティだった。
飲んでいて楽しい気分になれる、まさに「祭り」にはうってつけの1本だったのではないだろうか。

満足度 : ★★★☆☆

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