CALERA、アメリカ

ワインレビュー
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CALERA
産地 : アメリカ(CALIFORNIA, CENTRAL COAST)
種類 : 赤,スティル
品種 : PINOT NOIR 100%
年    : 2017
度数 : 14.5%
価格 : \4,000円強
購入店 : やまや
輸入者 : コルドンヴェール株式会社

外観

淡い輝き、透明度の高いルビー色。
粘性は強め、傾けるとしっかりとラルムが見られる。
エッジに紫は見られず、オレンジへ変化し始めているのが見てとれる。
まだ熟年とはまでは行かないが、よく熟した印象。

 

香り

香りはしっかりと感じられ、グラスを置いたままでも立ち上ってくるほど。
スミレ、フランボワーズ(木イチゴ)の仄かに甘い香り。
目立つほどではないが、紅茶やキノコのニュアンスも。
若々しさと熟成香、果実と樽香の混ざった、華やかで複雑な香り。

 

味わい

アタックは非常に軽やか。
滑らかで落ち着いた酸、円やかな果実の甘み。
輪郭がはっきりしていながら重すぎず、華やかでありながら豊満
タンニンはサラサラとして軽やかな味わい。
アルコールのボリュームも充分にあるが、甘い香りや味わいに紛れ、決して重くは感じない。
甘酸っぱさが奥歯のあたりから揮発していくような、儚げで柔らかな余韻。

 

総評

非常にフローラルでフルーティでありながら、成熟度・凝縮感があり満足度の高いワイン。
供出温度は16~18度程度、グラスは大ぶりなものがいいだろう。
デカンタージュは不要。抜栓してすぐなら瑞々しい甘酸っぱさが楽しめる。
一方、デキャンタージュやエアレータを通せば、よりイチゴのような甘みを前面に感じられるようになり、それはそれで素晴らしい。

ワイン好きにとってピノ・ノワールはブルゴーニュのものであり、「カリピノ」はもはや全く別の飲み物、という印象はないだろうか。私はある。
具体的には、カリピノ特有のアッパーなアルコール、パワフルな甘み、そしてがっつり付いた樽香がためである。
しかしCALERAのイチゴのような華やかな香りエレガントで澄んだ味わいは、私が愛してやまないブルゴーニュのそれと区別できる自信がない。
調べてみると、オーナーはロマネ・コンティで醸造を学んでおり、上位ラインはパーカー氏に「カリフォルニアのロマネ・コンティ」と賛辞を得ているのだとか。
全く以て納得である。

 

カレラは独自に単一畑を持っており、そちらの葡萄で作られたワインはより高価で、値段は1万円を超える。
一方今回味わったのは自社ではなく、買いブドウで作られた、いわば廉価版である。
しかし、それでもクオリティは充分であるし、ブルゴーニュの同レベルのものの相場からすれば決して価格も高くはない、絶妙に嬉しい設定である。
本場のピノ・ノワールが好きな方、特にカリピノで「アタリ」に出会ったことのない方にこそ、是非お試しいただきたい一本である。

 

満足度 : ★★★★☆

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