検証:「魔法のマドラー」こと「220mm」で本当にワインは美味しくなるのか

ワインレビュー
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ワイン大好きな私は、どうしたらより美味しく飲めるかを追求しています。
そんな折、「魔法のマドラー」こと「220mm」の存在を知り、早速ゲット。

使用してみたところかなり良い感じだったので、使用感のレビューを書いてみたいと思います。

エアレーターの課題

今年1月にはエアレーターを買い、今でも使っています。

ワインのエアレーター「Oxytwister」を買ってみた
大丸フェアで購入した13本のワインのレビューをしてきて感じたのは、 やはり抜栓直後から飲みやすい状態になっているものは少ない、ということ。 そこで、ワイン本来のポテンシャルをより味わうため、エアレーターを購入しました。 実...

これはこれで非常に満足度は高かったのですが、やはり課題というものは出てくるもので、

・エアレーターを通しても、せいぜい2~3年分進んだかな?という程度にしか変化しない
・エアレーターに1回しか通せない

という点に限界を感じていました。
要は、エアレーターを通して得られる味の変化は小規模なレベルが限界で、若すぎたり、個性が強すぎて味がガチャガチャのとき、つまりはガチでデカンタージュが必要なときには対応しきれないわけです。

かといってデキャンタを使うのはハードルが高い・・・
なんとか良い解決方法はないかと思っていたところ出会ったのが、この製品でした。

「220mm」の製品概要

220mmとは、先端の触媒加工部分で飲み物を
かき回す事で飲み物から不要な雑味を分離させ
口当たりを軽やかにする事ができる
不思議なマドラーです。ワインで例えると
ひと混ぜで一年の熟成感を得られます。様々なお酒や飲料で味の変化を
お楽しみいただけます。効果は通常の食器洗い方法で
メンテナンスする事で
半永久的に発揮されます

(製品購入時についてきたパンフレットより抜粋)

とのこと。

なお、価格は1個6,000円、仕上げはステンレス バレル研磨で、
長さ220mm厚み2.5mm重さ約36gだそうです。

・ワインに漬けている時間分年数が進むとの事で、エアレーターの「1回しか使えずちょっとしか熟成を進められない問題」に対応可能!
・しかも洗うのも簡単、半永久的に使えるとのことで、メンテナンス楽々!

と、正に求めていた条件にぴったり
これが本当なら、こんなにいい話はありません。

残念な点としては、類似品の濫造を防ぐためだと思いますが、「触媒加工」というのが何を指すのか、どういった原理で味が変化するのかについては記載がなかったこと。
本当に効果があるのか、どうしても警戒してしまうのが人間心理というものではないでしょうか。

代わりに、制作会社であるVANTECH社のホームページ等を見てみると、
元々は琵琶湖の廃水処理事業を行なっている企業で、それを一般向けに技術転用しているようです。
結局よく分からないながら、「なんか本物っぽい」という気がしてきたのではないでしょうか。笑

VANTECH PRODUCTS
ヴァンテックではこれまでの環境事業で蓄積した技術を活かし、主にステンレスを主素材とした生活用品ブランドを展開しています。シンプルで飽きのこないデザインでありながら、今までにないものを目指しています。プロダクトの製造も日本製にこだわり、高品質な製品を提供したいと考えています。
Makuake|ワインを熟成させる魔法のマドラー【220mm】プロジェクト|Makuake(マクアケ)
■220mmとは?  220mmとは、先端の触媒加工部分で飲み物をかき回すことで飲み物から不要な雑味を分離させ口当たりを軽やかにすることができる不思議なマドラーです。 一般的に若いワイン(収穫年数が近年のワイン)は、清澄度が高く熟成するにつれて濁りが発生し結晶化したものが沈殿...

使ってみての感想

使用感

使用感については、減点要素は一切ありませんね。実にシンプルで簡単です。
このように↓グラスに注いだワインに直接漬けるだけ。

使い終わった後は、軽く水洗いして拭き取るだけ。全く手間がかかりませんし、複雑な操作がないので酔って手元が覚束なくなっていても安心です。

しっかりしたつくりなので、おそらく落としたりしても大丈夫なのではないでしょうか。

総じて、使い勝手は非常にいい、と言えます。

味の変化

では肝心の、ワインは本当に美味しくなるのかどうか。
ここでは、レビュー記事を載せているワインを中心に、およそワイン10本ほどに試してみての所感です。

赤ワイン

「1秒で1年分味が変わる」とありますが、実際2~3秒漬けたくらいだと味の変化は微妙すぎて分かりづらいです。
10秒くらいがっつり漬けると、確かに大分変わりますね。
味の変化の仕方としては、下記のような印象でした。※個人の感想です。

酸味 : 非常にマイルドになる
・甘み : 変化なし
苦み : 比較的マイルドになる
・塩味 : 測定不能(ワインにその要素がない)
旨み : よりはっきりとする(気がする)
渋み : 比較的マイルドになる
・辛み : 測定不能(ワインにその要素がない)
いずれも、良い方への変化でした。逆に、味や香りが飛んでしまったり、過剰に感じられるようになるなど、悪い方に変化した感覚はありませんでした。

白ワイン

一方白ワインは、試行回数が少ないので継続検討の余地はあるかもしれませんが、
上記と同様の変化は感じられるものの、赤ワインに比べて変化はかなり小さかったように思います。
おそらく、私が試した白ワインの価格帯(\2000~\3000程度)的に、フレッシュでもともと雑味の少ない傾向にあったため、変化の幅が小さかったのかと。

総評

総じると、

× 「旨みが引き出されて美味しくなる」
○ 「雑味がとれて本来の旨みが感じやすくなる」

というのが正しい表現ではないかと感じました。

つまり、「熟成が進む」というのは、果実の凝縮感が高まっていくことを指すのではなく、
ガチャガチャした味わいが溶け込んで収束していき、落ち着き・穏やかさが生まれることを表現したものなのかなと思いました。
そう思えば、赤ワインの方が変化幅が大きかったことにも合点がいきます。

その変化の内容的に、酸味・苦み・渋み、特に酸味が落ち着くという印象が最も顕著だったため、下記のようなワインに最も効果があると考えられます。

・まだ若いもの
・パワフルで落ち着きのないもの
・樽や葡萄の癖が強く味がバラバラのもの

逆に言うと、未検証ではありますが、下記のようなものに効果があるかはやや懐疑的です。

・既に10年以上の熟成を経ているもの
・フレッシュ、フルーティなもの
・シンプルでもともと雑味の少ないもの
・元々のポテンシャルが低いもの

まとめ

10本前後のワインで実験した結果、確かに、美味しくなります。悪い方へ変化した感覚はありません。
抜栓直後の荒々しい酸味・苦み・渋みが落ち着いて、本来の旨みがマイルドに味わえるようになると思います。
が、凝縮度が増すかと言えばそうでもないので、エアレーターなど空気に触れさせるアイテムとの併用もありかなと思います。

※繰り返しますが、あくまで個人の感想ですので悪しからず

使ってみたいけど高いなーと思う方は

以上のように、確かにワインは美味しくなりましたので、一家に一本置いておく価値は大いにあると言えます。
しかし、「科学的根拠もあやふやだし、試してみるのに6000円はちょっとなー」と思ってしまうのが人情というものかとは思います。

そんな方にお勧めしたいのが、ふるさと納税
この製品、ヴァンテック社の地元・滋賀県 栗東市の返礼品になっているのです。
実際、私もここでゲットしました。

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その程度なら、試してみる価値があると思いませんか?

終わりに

ということで、「魔法のマドラー」ことVANTECH社「220mm」のレビューでした。
実際、使い勝手よしメンテナンス楽々確かにワインが美味しくなるとあり、非常に有用なツールだと思います。全宅飲み仲間にお勧めできます。

大っぴらに外で飲みづらくなったこの時代、より良いワインの時間を過ごすために、どうぞ活用してみてください。

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