INDEX+MATCH関数はこうやって覚えようと思う

備忘録
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EXCELの関数でVLOOKUPを使うのはもはや素人
INDEX+MATCH関数を使う方が遥かに良いと、分かってはいるのです。

エクセル INDEX と MATCH 関数を組み合わせて好きな列から検索する
エクセルの INDEX と MATCH 関数を組み合わせて好きな列から検索します。VLOOKUP 関数は一番左の列だけ、HLOOKUP 関数は一番上の行しか検索できません。

が、長年手癖に染みついたVLOOKUPは考えずとも打てるのに対し、
INDEX×MATCHはどうしても「あれ、どうやるんだっけ・・・」となってしまうのです。
(仕事上で実際に手を動かす頻度が下がったのが大きい。)

そこで、頭に定着させることを目指して、
INDEX+MATCHの使い方を極力シンプルに書き留めてみたいと思います。

何故INDEX+MATCH関数を使うのか

そもそも何故、VLOOKUPではなくINDEX+MATCHを使うべきなのか。
そのメリットは大きく下記の2点だと思っています。

・VLOOKUPは指定行より右側の値しか取ることができないが、
INDEX+MATCHは左側の値も取ることができる。
・VLOOKUPはメモリ消費が激しく、多用するとPC全体の動きが重くなるが、
INDEX+MATCHはそうそう性能に影響しない程軽やかである。

つまり、VLOOKUPの完全上位互換。
こちらを使える人の方が、確実に「デキる人」の目で見られることでしょう。

一方で、デメリットはなんと言っても、これに尽きます。

・VLOOKUPが1つの関数・引数4つで済むのに対し、
INDEX+MATCHは2つの関数・計5つの関数が必要である。

つまりは、覚えるのが大変。

特に、関数の中に関数を埋め込む必要があるところが、難易度を上げていると思います。

INDEX+MATCHの意味を理解する

丸暗記の方法を示す前に、各関数の意味をしっかり理解していれば、
記憶の速さや定着率が上がります。

しかし、これは、他のサイトで幾らでもわかりやすい解説があるので、
敢えてここに記載する必要は無いと思っています。
特に、Office TANAKAのYouTube動画は大変分かりやすいので、
分からなくなったらそちらを見れば良いと思います。

【関数】INDEX+MATCHを使えるようになると、あなたのExcelスキルはレベルアップします

ただ、覚えられるか・ ソラで入力できるかというと、そうでもない気がします。
そんな私程度の頭でも覚えられるよう、もっともっとシンプライズしたいのです。

そもそも、INDEX+MATCHの難しいところは、

・INDEX関数、MATCH関数がそれぞれ何を表しているのか分からない
・2つの関数が組み合わさることで、どっちがどういう役割なのか分からなくなる
・範囲指定なのか数字指定なのかがごちゃごちゃになる

これが頭に入ってこない根源だと思います。ならば、

・INDEX関数、MATCH関数をそれぞれ分けて覚える
・2つの関数の繋がりを明確にする
・範囲指定でない引数は、その旨を強調する

とすればよい、という発想です。
更に、文字数を極力削り、覚えやすさ重視の記載にしたいのです。

極力覚えやすくしたINDEX+MATCHの覚え方

というわけで、私なりに極力覚えやすくした形がこちら。

・INDEX(表全体、★行、ほしい列【数】)
・★MATCH(key、さがす列、0)

いかがでしょう。こうすれば意外と覚えやすいのではないでしょうか。

勿論、実際には★の部分を繋げて、1行で記載する必要はあります。

 =INDEX(表全体、MATCH(key、さがす列、0)、ほしい列【数】)

使用例としては、

 =INDEX(A:Z, MATCH(A2, C:C, 0), 5)

というような書き方にになります。

注釈すると、MATCH関数の引数3=”照合の型”を、敢えて「0」としているのは、
基本的には「完全一致以外使わない」という実務上の都合に鑑みつつ、
表記をシンプルにするために切り捨てているものです。

終わりに

というわけで、INDEX+MATCH関数の覚え方の提言でした。
私は実際これで覚えたつもりですが、如何せん考えてから実践まで数日しか空いていないため、
果たして数カ月、数年後に同様に思い出せるのかは、正直未知数ではあります。

しかし、EXCELを使う社会人としては、間違いなく覚えた方が良いテクニックですので、
事ある毎に思い返し、ものにしていきたいと思います。

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