第3位 煙台張裕葡萄醸酒股有限公司 CHANGYU(チャンユー)Cabernet 特選級、中国
クオリティという観点からすると他にも候補は多々あったものの、圧倒的に個性が光っていたのがこの一本でした。
まずそもそも中国産ワインであること自体が珍しいポイントですが、それ以上に、蛇龍珠(シャーロンジュウ)という品種が醸し出す蠱惑的でスパイシーな香り、2005年産(17年物)という熟成感が織りなす円やかさ。いずれも、今までに飲んだ事のない、新しい経験をさせてくれるもので、インパクト絶大でした。
こういった体験がとても楽しかったので、来年もワイン世界旅行を続けていきたいなと思います。
第2位 HIRAKAWA WINARY SOLITUDE Grande Cuvee 2018、日本
正直私は赤ワイン派なのですが、数々の赤を凌ぎ差し置いてランクインするほど圧巻だったのがこの一本。
北海道・余市町は言わずと知れたワインの名産地ですが、その中でも突出したクオリティを放っていました。
7000円台という高級な部類に入る物でしたが、あの爽やかなグリーンノート、濃密な味わいは、ちょっと忘れられないレベルです。
これからはこのくらいの価格帯であっても、惜しみなくガンガン買いに行ってしまいそうです笑
第1位 TAKIZAWA WINERY Pinot Noir Private Reserve 2019、日本
文句なしに今年最高のワインでした。圧勝です。
そもそも私がピノ・ノワールが好きという事もありますが、これほどまでに力強く上品な作品はフルボディにもそうそうありません。
口に含んだときの凝縮感、ミネラル感、そして多幸感。今思い出してもうっとりしてしまいそうです。
非常に入手が難しいと思われるので、もう二度と飲めないかも知れない。そんなレアリティも一つの味わいなのかも知れません。
北海道にいる友人に頼んで、現地で買い付けて貰おうかな・・・笑
終わりに
というわけで、今年飲んだワインの振り返りでした。
今年は北海道に遊びに行ったときにワインを大量に買ったこと、ふるさと納税を日本ワインに回した事などから、日本ワインのレビューを例年になく多く書くことになりました。順位にもその影響が如実に出てしまっています笑。
しかし思うのは、日本ワインのレベルは本当に高くなってきました。白は前から感じていましたが、特に赤の飛躍的成長に触れられたのは非常に感慨深かったです。
来年もたくさんのワインを飲むために、健康でありたいなと思います。
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