●和リビングの不当値上げに抗議した話の結末

備忘録
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先日、●和リビングから部屋の賃料値上げの通知が来て、
激おこからの抗議メールを送りつけたのが2週間ほど前のでした。

 

その後、進展と、おそらく最終合意と相成りましたので、
その結末を書き留めたいと思います。

 

抗議メールへの●和リビングの返信

詳細は前記事に記載しているため割愛しますが、
一言でまとめると、「賃料値上げするなら、その根拠を示せ」とメールしたのでした。

それに対して●和リビングからの返信は、すぐの翌営業日にありました。
内容は下記の通り、大きく3点についてです。

 

(1) 謝罪
xxx様のおっしゃる通り、一方的ととらえられてもおかしくない対応でした。
誠に、申し訳ございません。

 

(2)賃料の根拠
賃料に関しては、近隣相場と比較したうえでのご請求となっております
近隣資料を探す際は下記条件で検索しております。
xxx駅、xxx駅、xxx駅、xxx駅
築5年以内、x階以上、駅xx分圏内、xx㎡以上、オートロック
→これに、6件ほどの上記物件情報が載ったPDFが添付。

 

(3)共益費の根拠
また共益費に関しては、2019年10月の増税以降、共益費でまかなっている定期清掃や消防設備点検などが、増税に伴い値上げがされたため、共益費の値上げをお願いしております。

 

謝罪があったのはよかったのですが、内容を見てもなんとも腑に落ちない気がします。
ということで、まずは納得のいかない点を整理する事してみることにしました。

 

納得いかない点①:最初は「物価上昇」と言ってたのに話が変わっている

まず何より納得いかないのは、最初の通知では賃料値上げの理由を「物価の上昇」としていたのに、
今回の通知では「近隣相場と比較したうえで」と、話が変わっていることです。

 

「物価の上昇」と言うと、一般的には「日本全国的に貨幣の価値が上がった」という意味を想像すると思います。
それはつまり、サービスを維持するために必要な費用が増になるということであり、
「同サービスを受けるためには賃料値上げが必要」という言い分は正当性があるように思えます。

 

しかし、「近隣相場が上がった」というと話が全く違います。
隣の部屋が幾ら高値になろうとも、私が今受けているサービスには何ら変化はありません。
それはサービスを提供する側も同じで、費用は変わらないわけです。
故に、サービスの対価としての賃料が変わる理由になるとは思えません。
値上げによってされた分は、単純に私の資産マイナス、からの●和リビングの利益純増になるためです。

 

つまるところ、●和リビングの要求を端的に言い直すと、

「お前が今すぐ出て行けばもっと儲かるじゃねーか、ふざけんな、その分補償しろや」と言っているに等しいという事です。

なんというジャイアニズムでしょうか。

 

しかし一点だけ気に掛かるのは、「物価」を辞書で引くと、「種々の財・サービスの平均的な価格」とも書いてあることです。
これが近隣相場を表せると解釈した、と言われると、言い逃れされてしまいそうです。
(個人的には、経済全体以外の意味で「物価」という言葉を使う場面に遭遇した事はないのですが)
逆にそのような逃げ道を計算しているのでは、などと邪推し始めると、余計に腹立たしい・・・

 

納得いかない点②:近隣相場に合わせた値上げは公平なのか

では、通知が初めから「近隣相場の上昇に伴い」となっていたら納得できたのか?と言われれば、答えはNOです。その理由は3点。

 

(1)値上げ分は、単純に●和リビングの利益純増になるため(前述の通り)

私が一方的にデメリットだけを被り、●和リビングがメリットだけを享受する事になるわけで、公平な取引とはほど遠いと言わざるを得ません。

 

(2)後発の値段に合わせなければならない理由がないため

●和リビングのメールは、言ってみれば「今の物件に合わせた賃料にさせろ」ということですが、
私の契約の方が2年も先に成立しているのだから、こちらに合わせて価格設定すべきでは?言いたくなります。

 

そう言うと、「いやいや、そうしたら一回付けた値段以外付けられないってことでしょ、そんなわけないじゃん。他の部屋をいくらに設定しようが自由でしょ」と反論されるでしょう。

 

正にその通りで、だからこそ逆もまた真、「他の部屋がいくらだろうが、私の契約と関係ないでしょ」という話です。

他に合わせて値上げ、という理論が成り立つなら、相場が下がったら値下げしてくれるのか、という話ですしね。絶対に応じてくれないよね?と思うからこそ、公平性がないと思えてならないわけです。

 

(3)今の賃料は●和リビングが設定した価格のため

そもそも私は現在の部屋の契約時に、値下げの要求は行っていません。

月63,000円として提示された金額を適正と受け止め、そのまま同意する形で契約したものです。
その価格は当時、他ならぬ●和リビングが、サービスの付加価値と将来性を考慮した上で適正と判断されて値付けを行ったものであるはずです。

それを後から「やっぱりもっと高く出来たから高くしよーっと」とばかりに覆されるのは、全く納得できないことです。

 

納得いかない点③:消費税増税より増幅が大きい

そして3点目に、増であることを受け容れるとしても、増幅の設定もおかしい、ということが挙げられます。

 

正直、共営費に関しては「やむを得ない理由での賃上げ」に当たると考えています。
それは、消費税増税によって確かに費用が上がっているもので、「現状のサービスの維持」に必要なものだからです。

しかし、だからといって、500円の増は妥当なのかと。

「2019年10月からの増税」とは、消費税率が8%→10%に引き上げられた事を指すものと思いますが、
その上昇率は2%であるはずです。
しかし、通知された共営費は4,000円→4,500円と、12.5%もの増額となっています。
消費税増税を理由にするならば、4,080円となるべきではないのでしょうか。

 

こんなことになってしまう理由として考えられるのは、
・●和リビングの管理単位が500円なので、切り上げられている
・元々赤字で運営していたので、これを機に適正値に変えたい
といったところでしょうか。

 

前者だとすれば論外です。システム都合に合わせて10%以上余計に切り上げされては堪りません完全に便乗値上げです。

 

後者なら同情の余地有りかもしれませんが、文面にはっきりと「増税に伴い」とあるので、これは当てはまらなそうです。そんな全うな理由があるなら、「物価の上昇に伴い」などと回りくどい事はいわず、ストレートにそう行ってくるでしょうし。

 

方針は決まった

ということで、全く納得できないという気持ちが整理され、方針は決まりました。

 

・やはり賃料値上げは必要性がなく、不当である。
・共営費の増幅も消費税増税の範囲を逸脱しており、不当である。
・(共営費+2%の4,080円ならば、それだけは合意してもいい)

 

まずはジャブ代わりに、周辺相場への反論に的を絞って返信してみることに。

ということで、「納得いかない点①②」の内容で反論のメールを返したのでした。

 

結末

結末としては非常にシンプルに、「現行条件での更新」に落ち着きました。
その経緯は下記の通り。

 

・こちらからの反論メールに対して返信は無く、2週間ほどが経った。

・更新契約書が送られてきた。金額は「値上げ後」のものになっていた。

反論を無視して、しれっと契約書を送りつけてきた形。
相変わらず値上げの根拠の提示や説明は皆無なうえ、
「更新しなくてもいい」「更新したくない場合」などの記載も勿論なし。

(ここで私、再度激おこに。)

・その日のうちに、契約に合意できない旨、現行条件での更新を求める旨を、問い合わせフォームに投稿。
(本当は反論メールの内容を再掲しようかと思いましたが、200文字制限のため仕方なく、シンプルに通知のみ)
・翌日、●和リビングよりTEL。
現行条件での更新でOK。書類は不要なので、そのまま廃棄してくれれば良い」とのこと。

 

もう少し粘られて不毛な値下げ交渉が発生するのかと思っていましたが、意外とあっさりと決着したのでした。

それはそれで良かったのですが、一方で、「そんなあっさり引くなら最初から言ってくるなよ・・・」という気持ちもちらりと。うーむ。

 

私の感想

ということで、私の62,000円は無事、守られたのでした

以下、感想。

 

まず達成すべきは「賃料値上げの阻止」だったので、下手に揉めないように控えめに対応していました(※記事では攻撃的に見えるかもですが、ちゃんとオブラートに包んで大人の対応をしています)が、
やはり思うのは、●和リビングの一方的で不透明な値上げのやり方は、大いに納得いかないということ。

 

説明なし、根拠提示なし、「物価の上昇に伴い」という(おそらく意図的な)誤記載、さも更新は義務であるかのような通知方法。
その全てが、不誠実を通り越してもはや詐欺みたいなものだとさえ感じます。

前記事でも書きましたが、絶対、ダメ元で取り敢えずふっかけてきて、声を挙げなかった人を食い物にしているとしか思えません。

 

というわけで、私の中で●和リビングは、信頼に足る企業ではなくなったのでした。

 

隙あらば金を毟り取ろうとしてくる、そんな事が当たり前に行われていると思うと、なんて嫌な世の中なのでしょうか。
せめて、自分はそうなるまい、説明責任を果たす事の重要さを心に刻む事で、失った時間と労力を糧に変えられればと思います。

 

***後日追記***

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