もしギャルが四字熟語で会話したら

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2021年3月5日に8周年を迎えた、魔法使いと黒猫のウィズ


同日のアップデートで、「漢字問題をひたすら解くモード」が追加されました。

やってみると、なんという難しさでしょうか。
特に四字熟語の問題に、ゴールドⅠの段階で、もはや手も足も出ず・・・

 

悔しいので、対策として出てきた問題をメモして覚えようと思いました。
そのために、過去問の四字熟語をつなぎ合わせて、日常会話のワンシーンをショートストーリーにしてみたので、備忘のため、書き留めたいと思います。

 

ショートストーリー「もしギャルが四字熟語で会話したら」

ねぇねぇ、聞いて聞いて!?あーしのカレぴっぴ、マジ擲果満車なの!
しかもマジ頭いいし、高論卓説!3年生になってますます磨穿鉄硯だから、鳳凰于飛の第一志望でもよゆーだと思うんだ。
まぁちょっと石部金吉志操堅固なとこもあるし、集中し始めると滴水滴凍でかまってくれなくてぴえんだけど、
でも性格とか温文爾雅でマジついて行きたいくらい尊いの!

 

はぁ~ラブみがすぎてつらみ-。最初は壁ヤバすぎて話しかけられなかったんだけど、
このままじゃ鉄樹開花だし、何も出来ないまま頭童歯豁とかカンベンだし、何もしないままじゃ釜中之魚じゃん!って気づいて、移風易俗しなきゃ!みたいな。
そっからワンチャン狙いで猛アタック!で、なんと付き合っちゃったわけ!

 

なのになのに、カレぴも五倫十起っていうか。ちょー一葉知秋なんだけどぴよ美と怪しいの!
酷くない!?意馬心猿かよ!そもそもぴよ美なんて遼東之豕な陰キャだし、よい子なフリして面従後言だし!
なにかと尋章摘句なこと言ってくるし、授業中は白川夜船だし!センセーに怒られても改頭換面なんだよ!

 

あー、ちょ言い過ぎたかも。さすがの斉東野語だったね。あーしってこーふんするといっつもこう。
濯纓濯足だからネガティブ良くない!って分かってるし、仁者楽山になりたいんだけどさ。虚心坦懐とかムリ寄りのムリだわ-。

 

とにかく、あーしマジバカだから群疑満腹でどうしたらいいかわかんなくて、
お姉ちゃんに愚痴ろうかと思ったんだけど、卒業してもう家出ちゃってるし遠水近火じゃん?
その点、ともピはマジ泰山北斗で頼りになるから、相談するならともピしか勝たんなーって。
で悩み相談してみたら、「話せば分かるよ」「プレゼントでもして仲直りしたら?」だって。
なんで!?ってマジ車載斗量だったんだけど、一理わかりみかなと思わなくもなくて、
よーし、碧血丹心のプレね、おけ丸!と思ったんだけど、
今のりゅーこーって白衣蒼狗じゃない?もうホント目迷五色っていうか。

あーしの趣味全開で栄華秀英とかにしたら絶対ドン引きで詰みすぎえぐいし、
逆にカレぴっぴの好きなバンドのグッズとかあげよっかなーと思ったんだけど、それも走馬看花だしなーって、もー悩みまくりマジ卍。

 

で結局、あーしも大好きな巷で噂のめっちゃエモいチョコ買ったの!
でもでも、渡し方間違えたら西施捧心てか明珠暗投じゃない?前もそれでケンカになっちゃった事あって、懲羮吹膾みたいな。
やっぱニンゲンって愚公移山にして粒粒辛苦なもんじゃん?
だから、めっちゃ先庚後庚で、銀盃羽化とかマジカンベンだし、一暴十寒とかもうありえん!みたいな。

そんなんだから、いざプレ渡そうと思うとめっちゃ緊張しちゃって。
あれ、もしかしてかえって抱薪救火にならん!?みたいな気がしてきちゃって、轍乱旗靡したいー!からのだれか桃弧棘矢してー!みたいな。あーし落ち着けし、泰然自若よ!みたいな笑。

 

で、校門出てきたところで渡そうと思って待ってたの。
あの寸馬豆人カレぴっぴじゃね?おーいって呼んでみたら、遠くてわかんなかったんだけど、カレぴっぴ、ぴよ美と並んで歩いてきたの!
したらあーしマジ激おこ!柳眉倒豎よ。え?ちょーしのんなしって?それなそれな。
でもマジぴえん通り越してぱおんってか切歯扼腕で、寧ろ悽愴流涕
やめて!カレぴっぴ取らないで!是非曲直もわからん!?ぴよ美マジ道揆法守っていうか!あの子の家なんか緑林白波よ、みたいな!

 

 

まぁ、今になってよっく考えたら白璧断獄しろしなんだけどさ、その時はついカっかしちゃって、もう巧遅拙速の気分で。こうなったら秋霜烈日よ、ビシっと諤諤之臣よ!って思って。でもなんか上手く言葉にできなくて蛙鳴蝉噪になっちゃって。
もーマジつらたん火宅之境よ。顔とかちょー槁木死灰だったし。
疾風勁草とかレベチすぎてむーりー。はぁ、あーしってマジバカ、悪人正機みたいな?

 

でもでも、カレぴっぴと話したら、あーしの誤解だって!ぴよ美にはちゃんとカレぴいるし、一緒に歩いてたのもたまたま偶然会っただけだって。「好きなのはお前だけだよ」って、プレチョコ食べてくれたの!
あーし、もう歓天喜地よ。ともピの言ったとおり話せば分かるだったわ、マジ快刀乱麻!笑
もう世界がいきなり鼓腹撃壌みたいな、金枝玉葉雲行雨施風雲月露すぎて雲中白鶴、的な?
やっぱカレぴと比翼連理だと幸せみすぎてぴえんてか逆に鳶飛魚躍なんだなって。うちらのラブ万古千秋

 

 

なわけで、その一件であーしは枯木竜吟、かーらーのー禾黍油油なわけよ。で、いまや閑雲野鶴よ。九夏三伏だけど心は春風駘蕩みたいな?よいちょまるだとただの学食も香美脆味だわー。
そんじゃ、お腹一杯になったところで、今日も部活で百花斉放しますかー!

 

用語解説①人柄・性格

擲果満車(てきかまんしゃ)
・・・とても人気があり評判がいいことのたとえ。または、容姿が美しい少年のたとえ。

 

高論卓説(こうろんたくせつ)
・・・普通の人では考え及ばないようなすぐれた意見や議論のこと。

 

磨穿鉄硯(ませんてっけん)
・・・ 鉄の硯に穴を空けるほど学問に励むという意味。

 

鳳凰于飛(ほうおううひ)

・・・聡明な天子のもとに、賢者が多く集まることのたとえ。

 

石部金吉(いしべきんきち)
・・・ものがたい人。融通のきかない人。

 

志操堅固(しそうけんご)
・・・志や考え・主義などを堅く守り、何があっても変えないさま。

 

滴水滴凍(てきすいてきとう)
・・・一瞬の間も気をゆるめることなく、仏道修行に励むこと。

 

温文爾雅(おんぶんじが)
・・・ 心がおだやかで礼儀にかない、文章、言語、風俗などのかどがとれて美しいこと。

 

用語解説②心境の変化

鉄樹開花(てつじゅかいか)
・・・ いつまで待っても見込みがないたとえ。 また、きわめてまれなことのたとえ。

 

頭童歯豁(とうどうしかつ)
・・・ 老人のこと。 または、年老いていくこと。

 

釜中之魚(ふちゅうのうお)
・・・死や危険が眼前に迫っているのに何も気づかず、のんびりしていることのたとえ。

 

移風易俗(いふうえきぞく)
・・・風俗や習慣をよいほうへ導き変えること。また、風俗や習慣を改めること。

 

用語解説③悪口

五倫十起(ごりんじっき)
・・・公平で清く正しい人でも私心はあるということ。「五倫」は人の名前。

 

一葉知秋(いちようちしゅう)
・・・わずかな前兆で物事の本質や衰亡を察知すること。

 

意馬心猿(いばしんえん)
・・・欲情がどうにも抑えにくいこと。

 

遼東之豕(りょうとうのいのこ)
・・・狭い世界で育ち、他の世界を知らないため、自分だけすぐれていると思い込んで、得意になっていること。ひとりよがり。

 

面従後言(めんじゅうこうげん)
・・・相手に面と向かっているときはこびへつらい、陰ではその人の悪口をあれこれいうこと。

 

尋章摘句(じんしょうてきく)
・・・つまらない些細なことばかりにこだわって、広く全体を見通した、ものの見方ができないたとえ。

 

白川夜船(しらかわよふね)
・・・ 熟睡していて何も知らないこと。京都を見てきたふりをする者が、京の白河のことを聞かれて、川の名だと思い、夜、船で通ったから知らないと答えたという話によるという。

 

改頭換面(かいとうかんめん)
・・・表面は変わったようでも内実は変わらないことのたとえ。

 

用語解説④反省と自戒

斉東野語(せいとうやご)
・・・ 信じるに足りない、下品で愚かな言葉。

 

濯纓濯足(たくえいたくそく)
・・・世の中の流れに合わせて身の振り方を変えること。 または、善い行いをすれば尊ばれ、悪い行いをすれば蔑まれるということのたとえ。

 

仁者楽山(じんしゃらくざん)
・・・ 仁徳の備わった人は、欲に動かされず心が穏やかでゆったりとしているので、おのずから安定したどっしりとした山を愛するものであるということ。

 

虚心坦懐(きょしんたんかい)
・・・先入観を持たず、広く平らな心。また、そうした心で物事に臨む態度。

 

用語解説⑤ともピの助言

群疑満腹(ぐんぎまんぷく)
・・・心が多くの疑問でいっぱいになること。また、多くの人がみな疑いの心を抱くこと。

 

遠水近火(えんすいきんか)
・・・遠くにあるものは緊急の用事には役立たないということ。

 

泰山北斗(たいざんほくと)
・・・泰山と北斗星のこと。その道で大家として仰ぎ尊ばれる人。

 

車載斗量(しゃさいとりょう)
・・・量や数が多すぎて全てを量ることができないこと。

 

碧血丹心(へきけつたんしん)
・・・真心を尽くすことのたとえ。 また、忠誠心が厚いこと。

 

白衣蒼狗(はくいそうく)
・・・世の変化のはやいたとえ。 空の雲は白衣のように見えるかと思えばすぐに青い犬のように変わるという。

 

目迷五色(もくめいごしき)
・・・豊かな彩りに目を奪われ、実態が見えないこと。

 

栄華秀英(えいかしゅうえい)

・・・草木の花の総称。

 

走馬看花(そうばかんか)
・・・物をあわただしく大ざっぱにしか観察せず、理解の仕方が浅いこと。

 

用語解説⑥プレゼント

西施捧心(せいしほうしん)

・・・同じ行いでも人や場合により価値に差が生まれるたとえ。または、病気に苦しむ美しい女性の様子のこと。

 

明珠暗投(めいしゅあんとう)
・・・ どんなに貴重な物でも、贈り方がよくないと誤解されてしまうたとえ。

 

懲羮吹膾(ちょうこうすいかい)
・・・「羹に懲りて膾を吹く」とも読む。 一度失敗したことに懲りて、必要以上に用心になりすぎること。

 

愚公移山(ぐこういざん)
・・・何事も根気よく努力を続ければ、最後には成功することのたとえ。

 

粒粒辛苦(りゅうりゅうしんく)
・・・こつこつと苦労を積むこと。なみなみでない苦労。

 

先庚後庚(せんこうこうこう)
・・・失敗しないように注意深く物事を行うこと。

 

銀盃羽化(ぎんぱいうか)
・・・物を盗まれることのたとえ。「羽化」は羽が生えて飛んで行くということ。

 

一暴十寒(いちばくじっかん)
・・・努力しても怠ることが多くては、むだになるのこと。

 

抱薪救火(ほうしんきゅうか)
・・・害を除こうとして、かえってその害を大きくすることのたとえ。火を消すのに薪を抱えて行く意から。

 

轍乱旗靡(てつらんきび)
・・・戦いに負けて慌てて逃げる様子。「轍乱」は車輪の跡が乱れること。「旗靡」は旗が横たわること。

 

桃弧棘矢(とうこきょくし)
・・・災いをとりのぞくこと。「桃弧」は桃の木で作った弓。「棘矢」はいばらの木で作った矢。ともに魔よけに使う。

 

泰然自若(たいぜんじじゃく)
・・・落ち着ていて、どの様な事にも動じないさまを表す。

 

用語解説⑦修羅場

寸馬豆人(すんばとうじん)
・・・遠くに小さく見える人馬。

 

柳眉倒豎(りゅうびとうじゅ)
・・・容姿の美しい女性が怒る様子。 「柳眉」は柳の葉のように細い眉のことで、女性の美しい眉のたとえ。 「倒豎」は横や下を向いているものを上に向ける、逆立てること。

 

切歯扼腕(せっしやくわん)
・・・はなはだしく怒り、非常にくやしく思うことの形容。

 

悽愴流涕(せいそうりゅうてい)
・・・痛々しいほどに悲しみ、涙を流す様子。

 

是非曲直(ぜひきょくちょく)

・・・物事の善悪・正不正のこと。

 

道揆法守(どうきほうしゅ)
・・・人の道をはずれた計り知れないほどの悪行のこと。

 

緑林白波(りょくりんはくは)
・・・泥棒・盗賊のこと。また、その潜伏場所をいう。

 

用語解説⑧おこモードからの反省

白璧断獄(はくへきだんごく)
・・・まったく同じように見える白壁(白い玉)が見る方向を変えて見ると、一つはもう一つの倍の厚さに見えるということを聞いて、訴えをさばいたこと。

 

巧遅拙速(こうちせっそく)
・・・いくら上手でも遅いよりは、たとえ下手でも速いほうがよいということ。

 

秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)
・・・日本の検察官が付ける検察官記章(バッジ)のデザインに対する呼称。刑罰・権威・節操・意志などが厳しく、また、厳かなことのたとえ。

 

諤諤之臣(がくがくのしん)
・・・正しいと思うことを直言する人のこと。

 

蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)
・・・無駄な表現が多く、内容の乏しい下手な議論や文章。 無用の口論や下手な文章をいう。

 

火宅之境(かたくのきょう)
・・・災いに満ち溢れた境遇。または、この世のたとえ。火事が起こって燃えている最中の家ということから。

 

槁木死灰(こうぼくしかい)
・・・身も心も生気がまったくなく、何の働きもしないたとえ。無欲で無心なさま。

 

疾風勁草(しっぷうけいそう)
・・・苦境や厳しい試練にあるとき、初めて意志や節操が堅固な人であることが分かるたとえ。

 

悪人正機(あくにんしょうき)
・・・浄土真宗の教義の中で重要な意味を持つ思想で、「“悪人”こそが阿弥陀仏の本願(他力本願)による救済の主正の根機である」という意味。

 

用語解説⑨よろこびモード

歓天喜地(かんてんきち)
・・・大喜びすること。思わず小躍りするような大きな喜び。

 

快刀乱麻(かいとうらんま)
・・・よく切れる刀で、もつれた麻を切る。もつれた事柄を、もののみごとに処理することのたとえ。

 

鼓腹撃壌(こふくげきじょう)
・・・善い政治が行われ、人民が平和で不満のない生活を楽しむ様子。または、世の中が平和なことのたとえ。

 

金枝玉葉(きんしぎょくよう)
・・・天子の一族や子孫のたとえ。また、美しい雲の形容。

 

雲行雨施(うんこううし)
・・・雲が空に流れ動いて雨が降り、万物をうるおして恩恵を施すこと。 また、天子の恩恵が広く行き渡るたとえ。

 

風雲月露(ふううんげつろ)
・・・風に吹かれる雲と月光にひかる露の玉という意味で、詩を作りたくなるような美しい自然の風景のこと。

 

雲中白鶴(うんちゅうはっかく)
・・・白い雲の中を鶴が飛んでいく状況のことです。 もしくは、世俗を超越した高潔な人をさす言葉としても使われます。

 

比翼連理(ひよくれんり)
・・・男女の情愛の、深くむつまじいことのたとえ。相思相愛の仲。夫婦仲のむつまじいたとえ。

 

鳶飛魚躍(えんぴぎょやく)
・・・万物が自然の本性に従って、自由に楽しんでいることのたとえ。また、そのような天の理の作用のこと。

 

万古千秋(ばんこせんしゅう)
・・・永遠に。はるか過去から未来までずっと。

 

用語解説⑩世界は今日も平和

枯木竜吟(こぼくりょうぎん)

・・・一度衰えたものが回復する。または、苦しい状況を抜け出して生を得ること。

 

禾黍油油(かしょゆうゆう)
・・・物が勢いよくみごとに生長するさま。

 

閑雲野鶴(かんうんやかく)
・・・世俗に拘束されず、自由にのんびりと暮らすたとえ。また、自適の生活を送る隠士の心境のたとえ。

 

九夏三伏(きゅうかさんぷく)
・・・ 夏の最も暑い、土用のころのこと。

 

春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)
・・・春の景色ののどかなさま。 春風がそよそよと気持ちよく吹くさま。 また、温和でのんびりとした人柄のたとえ。

 

香美脆味(こうびぜいみ)
・・・ 極めて贅沢な食事のこと。

 

百花斉放(ひゃっかせいほう)
・・・学問・科学・文化・芸術活動などが、自由にまた活発に行われること。

 

終わりに

四字熟語より、ギャル語の方が難しいですわ (;´▽`A

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