2025年12月某日、AWS Solution Architect Associate(AWS SAA)に合格しました。✧✧◝(⁰▿⁰)◜✧✧イヤッフゥ!
クラウド・プラクティショナーをとってから気づけば3年・・・
「えっ、とるのに3年もかかったんですか?」
「ちっ、ちがわい!」
なぜこんなにも期間が空いてしまったかと話せば長くなるのですが、ざっくり言えば、
・会社のバウチャー発行を待っている間に熱が冷めた
・2ヶ月ほど不条理に忙しくなり、やる気を削がれた
・アプリ「みんはや」にハマって、勉強する意欲が死んだ
といった感じで、3年ほどやる気のない生活を送っていたのです。(長っ)
実質的には、2025年11月中旬頃から勉強を始めて、年内に取得する感じでした。なので学習期間は1か月強くらいです。
なんで今回挑戦したのかと言えば、会社に自己成長だ取れとれなどと言われ続け、いい加減取らないと評価に関わるところまで来ちゃったから、ですかね・・・
・・・
ということで、相変わらず業務でもプライベートでも一切AWSを使っておらず、しかも結構な勢いで脳味噌の老朽化が進む中で久々に頭を使うという非常に残念なコンディションで臨んだため、とてもとても大変でした(T-T)。
暗中模索からの試行錯誤でなんとか合格した、というギリな感じだったので、整理して記録に残すことで次に自分が何かに取り組む際の参考にできるよう、実践した勉強方法や試験内容について、前後編に分けて共有していきたいと思います。
また、ついでにと言うとなんですが、試験対策のリサーチでこのページを読んでくださっているのであろう皆様の一助にでもなれば幸いです。
今回は「前編:試験内容」として、受験概要、出題傾向について記載します。
受験概要
・身分証明書を2種類(運転免許証、マイナンバーカード)
のみです。(念のために保険証とパスポートも持って行きましたが、普通に要らなかったです。)ほぼ手ぶらで受験できました。
試験時間の120分は、人によっては時間がかなり短く感じるのではないかと思います。私はそうでした。30分残してあと5問というくらいのところで難問にぶつかってしまい、そこで10分を消費するというプレイミスもあり(T-T)、見直せたのは15問がいいところ。つまりは、ほぼギリギリでした。
シラバスの出題割合
出題範囲のシラバス(試験ガイド)はこちら。
| 第 1 分野: セキュアなアーキテクチャの設計 | 30% |
| 第 2 分野: 弾力性に優れたアーキテクチャの設計 | 26% |
| 第 3 分野: 高パフォーマンスなアーキテクチャの設計 | 24% |
| 第 4 分野: コストを最適化したアーキテクチャの設計 | 20% |
体感的にも概ね、記載の通りの出題比率だったと思います。
難易度
続いて、私が受験したときの試験の難易度について記載します。
極力客観的な指標に近づけるべくまとめたつもりではありますが、こちらもあくまで私の主観ですのでご注意ください。
| 難易度 | 概要 | 割合(体感) |
|---|---|---|
| ★☆☆☆☆ | 認定テキストの暗記で解けた問題(※細かいところを突くものを含む) | 15% |
| ★★☆☆☆ | 無料コンテンツ(YouTube、Webサイトなど)で解けた問題 | 10% |
| ★★★☆☆ | 市販の問題集や講座での対策を要した問題(基本レベル) | 50% |
| ★★★★☆ | 市販の問題集や講座での対策を要した問題(難問レベル) | 20% |
| ★★★★★ | 全く意味が分からなかった問題 | 5% |
具体的に言うと、YouTubeは基本的・前提的な知識であるものが多く、問題を解くレベルまで至っていないものばかり、Webサイトに落ちている模擬問題集は捻りがなさ過ぎて物足りない、という印象でした。
また、認定テキストだけでの合格はちょっと難しいと思います。というのも、テキストはあくまで仕組みの解説までであるのに対し、実際に出題される問題では「その仕組みを使ってこういうことをやろうとしているんだけど、これとこれとではどっちがいいと思う?」という微妙な線を突いてくるのです。一見して何が間違いかわからないものもあれば、どちらも正しいがよりよいのはどちらか、という視点が必要なものもあります。王道パターンを頭に入れただけでは絶対に迷いますし、優劣を判定するというのはとても難しいでしょう。
また、問題文がとても長い(200文字くらいの問題は普通に出てきます)ので、この形式に慣れないと意味を理解するのも一苦労かと思います。試験時間のことを考えても、追加の問題集での対策は絶対に必要だと思います。
ではハンズオンといった学習や実務経験が活きるかと言われると、うーんどうなんでしょう?
というのもあくまで私の所感ですが、アーキテクト=「設計」ということでSAAでは、実際に手を動かす以前の設計思想を問われていると思うのです。なので、勿論実際の画面をイメージしながらの方が頭に入りやすいといった利点はあるとは思いつつ、机上での学習だけで充分なのではないかと思いました。
具体的にどんな教材で学習したかは、後編で詳述したいと思いますので、そちらを参照いただければと思います。
なお、たまたまかもしれませんが、前半は易しく・後半になるほど難しい問題になっていきました。特にラスト5~10問のあたりは意味の分からない問題が連発され、心の中でぐおおおおおおと叫びながら画面に食いついていました。参考までに。
出題形式
問題がどの様な形式で出題されたかについて、これまた私の記憶と主観で記載します。
※他の記載も同様ですが、特に「今回はこうだった」という意味合いの強いものですので、ご注意ください。
| 出題形式 | 割合(体感) |
|---|---|
| 単一選択 | 75% |
| 複数選択(「2つ選べ」) | 24% |
| 複数選択(3つ以上を選択) | 1%(1問だけ出た) |
市販の問題集では2つ以上の多答問題が頻出していましたが、実際の試験ではそこまで多くなかったです。また、3つ以上を選ばせる問題は1問だけでした。
なので、市販の問題集の多答問題でハードルを高く感じても、本番では意外と戦えますので、心を強く持ってください。
また、「~でないものを選べ」というケアレスミスを誘発する問題は1つも出題されませんでした。(多分)
ゼロだったのはたまたまかもしれませんが、割合として少ないというのは間違いないと思います。
難問(400文字くらいある問題)もそれなりに出題されましたが、基本レベルを完璧に解けるようにしておけば、それだけでも合格できないことはない、という感じでしょうか。(逆に、難問を取りに行く気がないなら、基本は完璧でないとかなり厳しいということでもあります。)
出題内容
後編にて詳述しますが、今回はPing-tという問題集サイトに救われたなと思っています。ここでの問題レベルが本試験と一番近かったと思いますし、やっておいて良かったと思う内容が出題されました。
私の主観で特に何回も出題されたなと思ったのは、下記のような問題です。市販の問題集でも必ず通るものばかりで、特に目新しいというものはないと思います。
★をつけたものは特に何度も出てきました。多いと5~6回ずつくらいは出題された気がします。
ここに挙げていないものでも、例えばKinesisを使ったリアルタイムデータの処理や、Dynamoの特性、S3の最適な料金プラン、STSやCognitoを用いた認証など、模擬問題でよく見たものは一通り満遍なく出されたな、という印象でした。
逆に、せっかく覚えたけど全く出題されなかったことはあまりありませんが、強いて挙げるなら下記のようなものです。
→最近の流行りなので出るかな?と思いましたが、特に見かけませんでした。PollyかRecognitionかは1問出たかな?そのレベルでした。
→Gravitonプロセッサ、Event Bridge Pipes、Net Work FirewallあたりはAmazonが推している新機能と聞いたので対策していきましたが、特に見かけませんでした。
とはいえ、問題集に載っているレベルのものにも最近の機能はあったので、新機能は出ないというわけでもないのでしょうが。
→問題集ではよく見かけましたが、出題されませんでした。(得点源だったので残念・・・)
→例えば、Application Load Balancerはレイヤーいくつに対応しているかとか、EC2インスタンスファミリーでXは何に最適化されたものかとか、S3のコンプライアンスモードでファイルの新規追加はできるかとか・・・
学習時にそういったもの見掛ける度に、細かすぎて「どこまで掘ればいいんだ・・・」と絶望していたのですが、まぁ知らなくともなんとかなったかなとは思いました。難問を拾うには必要だったのかもしれませんが。
受験直前にやったこと
後編で詳述しますが、とにかくPing-tの問題を解きまくりました。問題が解けること以上に、解説にかかれていることが理解できているかが大切なので、誤答選択肢は文中のどこで除外できるのか?を意識して覚えていきました。
それをノートにまとめていって、試験本番前にそれを通しで見直す、ということをていましたが、概ね正しい行動だったと言えると思います。後から思えば、「基本問題を間違わないように基礎を固める」、というのが、直前の行動としては正解だったのかなと思います。(プラクティショナーの時も同じことを書きましたが、まぁ全ての試験に通じることでしょうね。)
全体所感
結果的には1ヶ月強、学習時間にしておよそ90Hほどかけて合格したわけですが、
ホンっとにキツかったです。
冒頭にも書きましたが、そもそも予備知識がないこと、そして資格試験のために勉強をするということ自体が3年振りだったこともあり、問題を解く度にマジで知恵熱でくらくらしました。普段、如何に頭を使わずに生きているかを思い知りましたね・・・
受験2週間前の時点にして全く仕上がっておらず、「あっ、これアカンやつや・・・」と慌ててPing-tの有料プランを購入しました。今にして思えばそれが分水嶺でしたね・・・。前々日になっても全く自信がもてず、キャンセルしようかどうしようかを心底迷いましたし、当日は「あぁ、本番当日って本当に来るんだな・・・」と当たり前の現実に震えながら会場に入ったのが印象深いですね・・・。
パワープレイでなんとか乗り切ったな、という感じです。
ただ、Ping-tやUdemyよりも実際の試験の方が、総合的な難易度はやや易だったと思うので、必要以上に焦ることはなかったかなと。これから受講される方は、その点は安心してよいのではないかと思います。
終わりに
ということで、まずは主に受験当日の内容についてのレポートでした。
初~中級者向けの資格、合格率は7割ほどと聞いていたのでだいぶ嘗めてかかってしまったのですが、もっとじっくり準備して臨めば良かったなと心底後悔しました・・・。直前の2週間はマジで私の全リソースを注ぎ込んで対策していましたね・・・。
しかし、今回は学習にAIを取り入れたりと新しい体験もできましたし、何より達成感がエグいです笑。ので、頑張ってよかったなと思っています。
そのあたりの勉強法や、使用した問題集については、後編の方でご紹介したいと思います。
(執筆中。ここにリンク貼ります。)
次のステップである最難関・プロフェッショナル(SAP)は、正直もう無理じゃないかな・・・という気がしてなりません(´・ω・`)が、じっくり時間をかければ或いは・・・?という気持ちもなくはないので、長期的な視点で挑戦しようかなとは思っています。
が、まずは自分へのご褒美として、しばらくは読書とゲームを満喫します笑。


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