外観
鈍い輝き、やや淡めのガーネット。
粘性は強く、傾けるとはっきりとアーチが架かる。
よく熟した印象の外観。
香り
落ち着いているが香りはしっかりと感じられる。
スミレといった赤い花、針葉樹やシダの香り、
開いてくると、キイチゴや甘草のニュアンスも感じられる。
やや熟成を感じさせる。
味わい
アタックはやや軽めだが、豊かな甘み、滑らかな酸のバランスが良く、スマート。
ただし後からアルコールのボリュームが強く出てくる。
タンニンはサラサラとしている。
余韻はやや長く、口に含んだ印象とは打って変わってドライであり、
ヴェジタルな苦みが奥歯に感じられる。
総評
成熟度が高く、ヴェジタルで硬派なワインである。
ドライな味わいは、燻製などのスモーキーなつまみと合うのではないだろうか。
供出温度は14~17度、グラスは中庸~大ぶりのものがいいだろう。
抜栓してすぐに、デカンタージュはせずとも楽しめるが、
1時間ほど経つと酸とアルコールが一体化し、リッチな味わいに変わる。
前回飲んだボスニア・ヘルツェゴヴィナのワインがあまりにも素晴らしかったので、
別の店で追加購入するついでに、同国の別銘柄を試してみた。
やはり2000円台とは思えない充実感で、とてもコスパがよい。
ただし、ドライで硬派な路線である点は、好みの分かれるところかもしれない。
満足度 : ★★☆☆☆
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